フラワーストーンIL
フラワーストーンILは、現場で胴込めコンクリートを打つ従来の練り積み工法のブロック積みと異なり、生コンを使わない「空積み工法」を採用し自然界の連続した環境遮断しない環境保全コンクリートブロックです。
空積み工法の特性
インターロッキング式空積み工法は、控えブロックが胴込めコンクリートの代わりに本体ブロックをつなぐ役割をします。従来の練り積み工法は、ブロックを1段ならべては胴込めコンクリートを打つので1日の施工が限られましたが、インターロッキング式では、土を充填しながら本体ブロックと控えブロックを積み上げるだけでよいので1日の施工は制約がありません。
また控えブロックは、2連、3連と連結して擁壁の厚さを厚くすることができますので厳しい設計条件にも対応できます。河川には吸出し防止ブロックを組み合わせて多自然型護岸ができます。
フラワーストーン
フラワーストーンは、ブロックに設けたポット部に土を入れ「場」をつくることで、植物や昆虫などの生きる環境ができます。その効果は施工から年月が経つほど顕著に現れ、河川や山間の生態系をつくりだし保全します。